野犬だったわたし~チェルシーのひとりごと~

保護犬を引き取ったら、実は野犬だった。野犬の親は元捨て犬。必死で生きてきたのが野犬。野犬の良さを伝えたいと思い、野犬は初心者ですがこのブログをはじめました。

外へ出よう、チェルシー

ビビりまくるのにさびしい、野犬の子犬マリブ

 

マリブはうちに来た2~3日はケージ内でクレート生活。のぞくとビビるビビる。

近くに行くと、クレート内で暴れる暴れる。子犬は寝るのも仕事、ましてや飛行機でやってきたのだから、しばらくはそっとしておこう。

できるだけ触らず、静かに。。。こちらは違う部屋へ移動。

 

お腹が減っているのか、ごはんのあと、キャンキャン鳴く。

おやつやごはんを少量追加、またキャンキャン鳴く。

これを2,3日。うんちやおしっこは、キレイ好きなのか、クレートの外ですます。

 

3日目位に、こちらの夕食時いきなりクレートから飛び出してきて、ウロウロ。

そして、夜は夜泣き。ごはんか?と思って追加するも、食べずに夜中鳴く。

 

これは寂しいのか?とワタシがリビングで寝ると、泣き止む、、、。。

 

ワタシがリビングへ移動すると、チェルシーはワタシのふとんにおしっこをひっかけてました。畳に染み込むくらいに( ノД`)

 

次の日、この子は淋しがりやなんだったら、ワタシやチェルシー、ミントン先輩もいる和室で寝たほうがいいのでは?とクレートを移動しました。

 

実験的にクレートの扉をあけて、ケージは移動させずに。

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陽気でとぼけた子犬だったマリブ

 

クレートオープン状態で過ごすと、いきなり飛び出しウロウロしてクレートにもどる、を繰り返したかと思うと、ワタシとミントン先輩と一緒にリビングにもついてくる(笑)

 

こっちが反応すると、ビビるので、極力、きづかないふり。笑いをかみ殺しながら。

マリブが動き出すと吉本新喜劇のテーマソングが流れだすよう♪

調子づき、探索をすますと、大暴れ(笑)

 

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この自由奔放さ。子犬特有のはしゃぎっぷり全開。この子はフリーの方がいいのかな。

あんなに、保健所で怯えていたことを思うと、なるべく楽しい思いをさせてあげたいって思いました。

 

 

 

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↑White&Black

マリブはチェルシーの就寝時に邪魔をし、一喝入れられ、ミントン先輩のまわりをウロウロ。ミントン先輩はいやいやながらも、相手をしてあげる。ソファーの上からジャンピングアタックくらってましたけど、二連発も(笑)

 

それでも怒らないミントン先輩の成長に、陰ながら感動するワタシ、、、。

 

 

チェルシー、外の世界へ

 

さて、チェルシーの玄関まで散歩は7回目を迎えたのかな?はや!

リードをつけるときは相変わらず嫌がりますが、キョエーーーーーーーーーーー

は勢いをなくしつつ、、、。

 

今日はリードをつける前に自ら玄関へ。そしてリードをつけ玄関をあけると

しばらくしてチェルシーが自らスタスタと外へ。玄関横のスペースでおしっこを!!

 

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こちらがキョエーーーーーーーーーーーーーーーーーーでしたよ、ほんとに。

がんばったチェルシー、そのまま玄関にもどり、帰ろうとしましたが、

もう少し引き留めて外を眺めて終了。涙っす。

 

マリブは先住犬ボニーとひと悶着

 

そんなこんなしているうちに、ボニーが帰宅。ミントン先輩と選手交代です。

ワタシがうっかりしてたこともあり、お互いが闖入者と思い合っている二人は出会い頭にバトル。ボニーがマリブをクレートに追い詰め、大騒ぎ。(負傷者ゼロ)

 

そして、気が強いのかマリブはずっとボニーに吠え続け、その騒ぎを利用してマリブにあらたな首輪をつけようとしたワタシも失敗に終わり、興奮状態のマリブはチェルシーのもとへ。

 

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マリブはおちつくまで何時間かチェルシーに庇護されていました。

チェルシーはマリブを優しく舐めてあげていたようです。

 

チェルシーツンデレなので自らはマリブの方にいかないものの、一喝する前にマリブを見てキュンキュン言ってたんですよね。母性かな。チェルシーの大活躍。

 

そして夜、ボニーとワタシがリビングにいるとスタスタやってきて(笑)

ボニー兄さんとも雪解け。

 

 

 

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「マリブに同じニオイを感じるわ。子犬は本当は、嫌いじゃないの。。」

チェルシーのひとりごと

 

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チェルシーのぶらり玄関散歩

福岡から来た野犬の子犬、名前はマリブ

 

さて、福岡の野犬の子犬がわが家にやってきたのが9月末。最後まで残っていた虎毛ちゃんです。子犬だから、誰か挙手するだろうと見守る中(そういう人は多かったのではないかな)、とうとうラストディ。。。。

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処分は困るとあせり、連絡を入れました。処分はどの子もダメなんですけど、思わず連絡を入れてしまうという無意識的・突発的な行動は、運命というか、約束された出会いなのでしょうね。

保険所で撮った写真は、感受性が強い子ほど、ビビりまくって打ちひしがれて写ります。当たり前ですよね、殺されるかもしれない空間なんだから。

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空港で見たこの子の可愛さといったら!!

正直、私ってラッキー💛💛子犬を飼うことは、もうない(保護犬や野犬でも、成犬の方が挙手が少ないので)と思っていたから、、、、。

“預かり”で挙手しましたが、ある意味、建前です(笑)

飼えそうになかったら預かりでとか、天秤にかけるのは嫌なので、この子は飼います。

 

さすが関西?犬を助けるすごい人達

空港には私を含め三組(4匹)がお迎えに。福岡の引き出しボランティアの方

(その節は本当にありがとうございます!(^^)!)

に、野犬を扱えると紹介頂いていた方と、神戸でカフェをされていて、たくさんの元野犬を飼育し譲渡されている方。リアル保護犬カフェですね。行ってみたい💛

 

そして、私の家まで搬送して下さった方もご自宅と事務所で11匹を飼育するスーパー飼い主。この前は高知から車を飛ばして殺処分寸前のワンちゃんを5匹!?引き出しされたそう。男前すぎますね。女性ですが(笑)

このスーパー飼い主さんの元野犬ちゃんが散歩時に逃走し、この方は警察の協力のもと、大阪の橋を閉鎖して無事ワンちゃんは救出されたという武勇伝の持ち主。踊る大走査線、関西バージョンですよね。レインボーブリッジを閉鎖せよ!!

 

 

その日はなんと、野犬を扱える魔術師さんがワタシの自宅でチェルシーの散歩を実演して下さったのです!!

魔術師さんに野犬の取り扱いの手ほどきを受けたスーパー飼い主さんが、「言葉では説明できない!もーすごいから!」とおっしゃてた意味がわかりました。

(大阪のレインボーブリッジを閉鎖した後、散歩が怖くなり、魔術師さんを紹介されたそうです。)

 

チェルシーの近況を話し、今が散歩にチャレンジする時ですね、と。そしてチェルシーが排せつを外すようになったのは、ミントン先輩の圧がかかっていて、ちゃんとしたい気持ちはあってもできないんだと思いますよと。

 

実演、もーすごいから(笑)ほんとに言葉で説明できないのです。まさに魔術師!!

 

玄関まで散歩スタート!!

首輪・リードをつけての玄関まで散歩、次の日からスタートです。

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はじめはリードの装着をいやがり、キョエーーーーーーーーーーーーーーーーーー

悲鳴。あせらない、あせらない。

 

★野犬、リードをひくコツ(首輪編)私の場合は部屋⇒玄関

①どれだけ暴れようが、あせらない。あせる気持ちを読み取られてはいけない。

スムーズにいかなくとも、深呼吸して悪い気を吐く。深呼吸。

②後ろに後ずさりをしても、そのまま引かない。首輪がすっぽり抜ける為。引くときはリードを地面に近くし下から引く。

③野犬は思い通りに動かないのが当たり前。引きずるのを恐れてはいけない。

向かい合わせになり引くと怖がるので、背中を向けてリードを引く。

④極力、前に行かさないように。飼い主が前に出て引くように。

 

上記のよう、野犬の魔術師さんに教わったことを実践。。やっとこさ玄関。

玄関をあけると、、、、

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チェルシーは澄み切った瞳で外を見ます。時折小刻みに震えながら。

風や人や、バイク、車、いろいろな音を感じながら外をのぞきます。

かつて野外で暮らしていたけれど、また違った風景。知っているはずなのに、知らない世界が広がる。。。。

 

玄関散歩後の奇跡

 

玄関散歩をしてからすぐ、玄関でおしっこしたチェルシー。こちらとしてはありがたい。水で流せばよいだけだからね。

そして以後の排せつもソファー下のシートで成功。

 

ミントン先輩とも距離が縮まったようで、

朝ごはん時、横づけしてミントン先輩をどかし、朝ごはんを争奪(笑)

(先輩は朝はあまり食べないので、、、)

なんか積極的💛

 

 

魔術師さんいわく、信頼するお母さん(笑)と一緒に風のニオイを感じ、脳が活性化されたんです、と。外のニオイは、犬の脳を活性化させるそうです。

 

すごすぎる、、、、、、、、、、、、、!!今後も色々ご教示下さい!!

★野犬散歩(逃亡防止)大事なポイント

野犬の身体能力は想像以上に高いです。ウサギのように飛び、ウナギのようにすり抜けます。逃げたら、中々捕まえられないそうです!!

①首輪は頭蓋骨を通らないキツさで。頭蓋骨よりゆとりがあると、野犬は絶対に抜いてしまう。ゆとりの度合いは指二本はゆるすぎ。指半本が野犬にはベスト。

②首輪プラス、ハーネス。ハーネスは背中でリードにつなぐタイプのもの。ワンタッチハーネスの形がいいのかな。首輪とハーネスにそれぞれリードをつなぎ(二刀流)、カナビラ(開閉できる部分がついた金属リング、土方のお兄ちゃんが腰につけてるアレです)で首輪・ハーネスをつなぐ。

 

※今後、ハーネス・カナビラ揃えて、実践します。近くのホームセンターに売ってなかったんだよ~、、、、。

 

 

 

「リードは嫌い。

だけど、散歩する、ってことには、何か魅かれるものがあるの。」

チェルシーのひとりごと

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きみの呼ぶ声が聞こえる、、、。

きたる、ミントン先輩

 ボニーがワタシの実家に里帰りし、代わりに母が飼っているミントン先輩を預かることになりました。2週間位の予定。

 さて、ミントンは現時点で一番のお姉さん(8歳)。チェルシーとは会ったことはあるけれど、いずれも短い時間。チェルシーは今と違って、おびえていた時期だったので、今回はどういう感じの二人になるのかな?

 

 ミントン先輩、すぐにチェルシーをくんくん、「ゔぅー」とうなると、その後は他のことに忙しく、そのままスルー。そして、落ち着くと距離を開けて観察という名のガン見。。。

 

 

「また、へんなのがやってきたのね。。。わたし少しうざいわ。。」

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排せつ行為は自己表現の手段でもある

 

 最近のチェルシーは、ボニーにも慣れてきたようで、お散歩から帰ってきて勢いづいたボニーがチェルシーのもとへ行き、クンクンすると、チェルシーもクンクンするようになりました。前はガン無視だったのにね(笑)。

 

 ミントンが来てから、チェルシーはうん〇&オシッコをわざと外している感があります。結構、ソファーの下で済ますようになってきたのに。何かウザいんでしょうね。

 

 犬は排せつ行為で何かアピールする時があります。前の愛犬ボーロ(コーギー)の場合は、ワタシが弟と喧嘩すると、弟のズボンにウン〇をぶっかけてました(笑)

 ボニーはワタシの旦那が家に遊びに来出した頃、おもむろにおしりを向けてウン〇をしました。仰天しましたね、やり方が露骨すぎる。

 

ほとんどが、「ムカつく!」「嫌いだ!」といったアピールですよね(笑)

 

 

チェルシーと触れ合いたいマイフレンドと、チェルの間に割り込むミントン先輩。。。。。。

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チェルシーの呼ぶ声が聞こえる

 ミントン先輩のことはとりあえず、おいといて。

チェルシーはワタシがボニーやミントンとお散歩に行くとき、ちょっといやそうな、淋しそうな顔をするようになりました。早く一緒に行けたらいいのにね。

 

 お散歩から帰ると立ち上がったり、最近は「キュンキュン」鼻を鳴らすようにも・・・・。

 

 夏の終わり、リビングのクーラーが壊れたのを機に、チェルシーの居場所はリビングからタタミの部屋へ。普段はチェルシーの部屋(タタミの部屋)で一緒にすごすようにしているんですが、テレビの録画を見るとき、ワタシが長時間タタミの部屋から離れている時がありました。(ちなみに「リベンジ最終シーズン」と「ダメージ」)

 

 その時「キャン!!」って。チェルシーの呼ぶ声が。。

 これ絶対呼んでいるんですよね。で、自分からは絶対来ない(笑)

 

 その何日か後、またリビングで録画をみていたら「キャン!!」と。。。

 

 やっぱり呼んでくれてたんだね~。すごくすごく嬉しかった💛

 

 

「お家にいるくせに、一人っきりにされるのは、あまりいい気はしないの。。」

 チェルシーのひとりごと

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「わたしのことを一番に扱ってくれないと、じゃまをする!!

 そんなの間違っているもの。

 眠たい時はどうでもいいけどね!」

 ミントン先輩のひとりごと

 

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意思をもつ、わたし

チェルシーの快進撃スタート

 

前回のブログで、チェルシーは自由に歩き回ったと書いたんですが、その後はいつものようにソファー生活。まだ家庭犬としてのふつうの生活をするまでには至っていません。

 

ここのところ1~2週間、ワタシは結婚式を控えて絶不調。マリッジ・ブルーというか、結婚してるんでウエディングブルーというのでしょうか。何にも集中できず、仕事もろくにせず、風邪をひき、廃人のような毎日 (笑)

 

 

それにひきかえ、チェルシーは快進撃。まず、排せつをソファーの下の新聞紙やシートで済ませることが多くなった。こちらが同じ部屋にいたりすると、恥ずかしいのか、習性なのか、ソファーで済ますんですが。いなければ、かなり成功率高いです!

 

「本気をだせば、いつでもできるのよ」

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 嵐の日に消えた、チェルシー

豪雨の日、雷がなっていました。チェルシーは怖くないんだろうなと思い込んでいたワタシは、部屋を離れていました。もどってくると、チェルシーがいない。。。。。

 

窓という窓、ドアというドアを確認、外に出た形跡は、なし。でもいない。1階を探し回り、2階にいるわけはないんですが、2階も探し、、、。

いない、、、、。頭の中真っ白になりましたね。「チェルシーチェルシー!!!!」

 

もう泣きそうというか、半狂乱というか。気持ちを落ち着け、いちからさがす。

 

 

で、ここ↓

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わたし、すごくいやだったの!

旦那と二人きりで長時間、おなじ部屋ですごすと、旦那がいなくなってから、「わたし、すくいやだったの。すごく傷ついているんです。」アピールがすごい。旦那に直接するのではなく、ワタシに訴えてきます。

チェルシーは旦那が嫌いというより、旦那のトリッキーな行動が苦手なのです。ボニーもです。)

 

「わたし、今日はこちらで寝ます。とても傷つきましたので。」

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で、「もう旦那は寝たから大丈夫よ」と何回なだめても、ききません。タオルを引いてあげると、いやがらずタオルの上に乗ります。本気で怒ってたら、ぎゃお、というでしょう。「いやだったね~、大丈夫?」と撫でると、口をむにゅむにゅ、犬のうれしい態度ですよね(笑)

 

家守る犬、チェルシー

 

最近特にすごいのが、ワタシとボニーが散歩から帰ってくると、外に向かってワンワン吠える声が聞こえる。まさか、チェルシー??「ワンワン」って家の中で聞いたことないんですが?寝言でなら、あるけどね(笑)

 

そして今日、一人で買い物に出かけて帰ってきたら、ワンワン言ってる。ボニーではない声。けっこう、ワンワンワンワンすごい鳴いてる。???どしたんだ??

 

部屋に入ったら、部屋の外に出るか出ないかのところまで、チェルシーが迎えにきてくれてました!!そこはやっぱりツンデレ。そそくさと、すぐ戻ってましたけどね(笑)

 

昨日結婚式を無事終えたんですが、抜け殻状態です。ストレスはなくなりましたが。

でもうれしすぎて、ブログ書きました。チェルシー、ありがとう💛

 

 

「ボールは苦手なの。何をするものなのか、よくわからないから。あんまりこっちに投げてきたら、わたし机の下にもぐるつもりよ。」

チェルシーのひとりごと

 

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噛まれてもいい、だけど噛ませてはいけない

決戦は金曜日、少し気が強い~私なりに~

 さてさて、土曜日にチェルシーを、4回目のお風呂に入れようかと思っていたんですが、当たらない天気予報では、土曜日から連続の雨。イッツア、レイニーブルー。今日は私用があり、仕事を先延ばしにしたので、時間がある。急遽、決戦の金曜日。「少し気が強い わたしなりに~♪」と思ってたら、本当の歌詞は「少し気が多い~♪」だったのね。知らなかった。ドリカム、ややアンチなので(笑)。

 

 前回のシャンプーの時には

「おびえるだけの私は、もういない」 というチェルシー姫だったので、今回は気合がいるな、と。おとなしくしているわけないよな、と。

 

まず、爪切り。基本は、いやいやながらも許しがち。はじめの1~2本と、半分が終わるくらいの時に、嫌がりだし、威嚇。怒り出したら、少し間をおいて、なだめる。「おりこうさん、我慢しような、爪が伸びたら歩かれへんようになるから、ね、ね、」となだめる。とりあえず終了。

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ギャアと威嚇され、顔を噛まれそうになりながらも

そして本番。お風呂、というよりお風呂への移動。「抱っこすること」が一番の難関。前回は、勢いでつれていけたけど、今回はチェルシーも、おびえるだけではない構え。無理やりだっこしようとすると、「ギャア!!」と威嚇してくる。「ワン」じゃないんです。「ギャア!!」

 

顔噛まれかけました。噛まれてないけど、噛むそぶり。歯はほとんど当たらない感じ。本気ではない、ってわかる。だから、こちらも、ビビりそうになるけど、気持ちで負けてはいけない。私事ですが、結婚式控えてます。顔かまれたら、ちょっとね、、、(笑)。

 

まあ、念のため、長そで対策。トレーナーを着こみました(笑)。顔、防備できてないけど。

 

気持ちで絶対、負けてはいけない。でも、無理やりすぎては、いけない。最悪、噛まれてもいいけれど、噛まれたとしたら、お互いが傷つくことは避けられない。信頼関係もややマイナスになっていまう。。。

 

そして、同じことなんだけど、チェルシーにワタシを噛ませることは絶対、させてはいけない。ワタシは反射的に怒るかもしれない。そうなると、今の状況では、チェルシーはずっと不信感を持ち続けるかもしれない。チェルシーには、逃げ場が自分の殻しかない。噛んでしまったという事実が、二人の間に残ってしまう。その辺が難しい。

 

という、心理戦的なやりとりをしながら、30分程度の時が立ち。。うなられ、威嚇され、噛まれかけ、なだめ、おやつをあげ、おやつを食べ、抱っこしようと促し、威嚇され、噛まれかけ、なだめ、おやつをあげ、おやつを食べ、抱っこしようとする、、、。

 

そして、タイミングを見て、有無を言わさず抱っこ、噛もうとする顔を手でそむけ(つかまない)抱っこ。これでしめたもの、終わった、と思いました。抱っこしたら、もう暴れなかったし、チェルシーは観念していた。お風呂場近くでダッフンしてたけど。。それもメガトン級(笑)。

 

そして身体を洗い(結構念入りに)、シャワーで流す、お風呂に落ちないようフタをしていたけど、シャワー終わりにはフタにのぼってました。で、促すと、自ら洗面所に行くし、そこからはかなり余裕。タオルドライしたら、勝手に六畳のタタミの部屋にもどっていました。

 

ハイジとクララの感動再び、「チェルシーが歩き回ってる💛」

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もー疲れたわ。ほんと。気合だけでは、乗り切れなくなってんだろなと、わかってはいたけど。ほっとした瞬間を経て、先住犬ボニーと台所におやつをとりにいったり、なんやかんやして、戻って来たら、チェルシー勝手に部屋を歩き回っていたんです!!

 

チェルシーが歩きまわってる!!!』

(びっくりしすぎて写真とれなかった 。。。)

 

も~うれしくて💛ここのところチェルシーに、変化がなかった。徐々にリラックスしてきているという以外。こちらが促して歩かせる(それも狭範囲)ことはあるけど、自ら部屋を一周位歩くなんてことは、なかったんです。

 

そして思い出した昨日のこと。チェルシーにおやすみ、というと手を舐めてくれた。すごくうれしかったんだけど、その前の日は手を洗ったあとに、おやすみといったら、手についてる水滴を執拗に舐めていたので、水分を探しているのかと、思ってたんです。。。。

今は、「チェルシーはワタシの手を、普通に舐めてくれたんだ・・・・💛💛」

 

結局、チェルシーは噛まなかった。自分の中では想定内だったとしても、少しコワかった。チェルシー側から見たら、それはスゴイこと。

 

「ありがとう、チェルシー、怖いのに噛まないでいてくれて、、、、、、」

 

 

 

「わたしには、建前がないの。でも分別はあるのよ。」

                       チェルシーのひとりごと

 

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犬好き、という病

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自分の中にある、ずっと背負い続ける十字架

 

犬との付き合いは長いです。はじめは小学校の時、雑種のコロという犬を外飼いしていました。今から考えると、外飼いはやっぱり可哀想ですよね。その当時は小型犬以外は外飼いが当たり前だったので、庭に犬小屋をおいて鎖でつないでいました。

 

小学生ながらも鎖でつなぐのが可哀想に思ったので柵をつくってもらい、庭で放し飼いにするようになりました。夏になると線香花火をコロと一緒にしていたので、親戚から「かわっている」といわれていたな。

 

でもやっぱり子供だったので、自分で世話はきちっとせず散歩もたまに行くという感じで母親が世話をしていました。16年生きたので、大人に近づくにつれ散歩も毎日行くようになったけど。

 

コロが逝ってしまって、コーギーを飼い始めました。室内飼いで犬と接するうちに、コロも室内で飼ってあげればよかったという後悔が胸の奥に澱のようにたまって行きました。コロは楽しかったのかな?楽しい時間は少なかったはず。。。

 

子供は基本的に世話ができないと思います。成長に忙しい。子供が飼いたいと言っても、親が世話することになるのは目に見えている。親が犬好きでないと、飼わないほうがいいんじゃないかな。

 

コロはワタシ達を家族と思って慕ってくれた。山に行った時、池に飛び込んで泳いでワタシ達を追ってきてくれたこともあるし、どこかに出かけた時ほってかえられると思ったのか車を追ってスーパーまで走ってきたこともある(捨てにいったんじゃありません)。弱りだして庭でパタンと倒れるようになり、介護することもなく、アッサリと逝ってしまった。孝行な犬でもありました。

 

 親の死よりも愛犬の死の方が、悲しいかな、悲しい

 こんな感じで泣きそうになる想いを犬に対してずっと持っているんだけれど。人間に対しては、あんまりないな~という。ひどいことも人に対してしてきてるんだろうけど、そういう罪悪感ってすぐ消える。

 

凶悪犯罪に人が巻き込まれたニュースをみても、可哀想だとは思うんだけど、怒りで震えることはめったにないです。でも、Twitterなんかで犬が(ややこしいので他の動物は外します)虐待されていたり、山に飼い犬を捨てに行く、飼い主がひどい理由で保健所に犬を連れていく、なんかの記事は怒りで震えます。ひどいことした奴を本気でぶっ殺したいと思います。

 

もっと言ったら、父親が死んだ時より愛犬のボーロ(コーギー)が死んだ時のほうが自分の中でダメージが大きかったし、喪失感も大きかった。神様がどちらかを生き返らせてあげる、と言ったとしたら、迷わず愛犬の再生を選ぶと思う。。。

 

 

「それは問題ですね、ありがたいですけど。」

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犬を飼うということの原点に、立ち戻らせてくれる野犬

なんでかな?人間嫌いという程ではないとは思うんですが。

犬は人間社会で生きることを余儀なくされて、人によってはモノ以下のように扱われる弱い存在です。すべてが飼い主次第。自立したくてもできない。バイトしたくてもできない。野犬になんてなったら、人間のいないところで生きながらも、人間が放出した食べ物を食べるしか生きる道がない。人間は人間社会だから、生きようと思えば術はどこかにある。自分のプライドや世間体やネガティブな思いが邪魔になって生きづらいとしても。

 

たまたま偶然チェルシーに出会って野犬という存在を身近に感じるようになったのは幸いでした。チェルシーは媚びないし、歩み寄ってもこない。攻撃もしてこない。人間によって捨てられた犬がルーツであるだろうけど、フラットな姿勢を保っている。精神が自立している。リスペクトすべき生き物だとういう存在感にあふれている。

 

家庭犬とはまた一味違う、荒削りな魅力を備えているのが野犬。自称「犬好き」で色んな種類(純血種やミックス犬やら)を飼ったことがある人は絶対ハマると思います。野犬に。荒波を乗り越えてきた?絶対的な存在感は、なにかしら訴えかけてくるものがあります。ある意味「野犬」はブランドになってもいいくらいの価値がある。“野犬”っていうワードは、孤独で世間になじめないカッコよさがあるアウトローみたいな、かっこいい意味で使われているわけだし。

 

「野犬」によって、「犬好きという病」が加速しそうな自分。「犬好きという病」の人に、野犬は絶対におすすめです。ピュアな何かを教えてくれる、思い出させてくれる。優しいだけではない、厳しいまなざしで見つめてくれる、そして、少しづつこっちサイドのことも受け入れてくれる。野犬は、なんていうか、犬を飼うことの原点に、立ち戻らせてくれるんです。

 

 ※やったー!!関係者の方、お疲れ様でした!!挙手された方、ナイスです。

 

 

 

「こんな風に足を伸ばして眠れるって、とても気持ちがいいことなのね。

 だからいつも、あきるまで眠るって決めてるの」チェルシーのひとりごと

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トイレトレーニングは長い目で、排せつできればヨシとしよう

 野犬は豪快、一気に飲んで、一度で出す

 チェルシーがやっぱり野犬だな~と思うとき。それはトイレ、排せつにおいてです。

おしっこは1~1.5日に1回、大量放出します。ゆっくり何回もおしっこをしていられる環境ではなかったかもしれないですね。ニオイをまきちらさないように、ということもあるのかな。お水も一回につき大量に飲みます。一日1~2回。ちまちま飲まない。

 うんちは1日1~2回気ままにやりちらかします。鶏骨を混ぜたごはんを与えているので、うんちは固まっていてそうじは比較的やりやすいのですが、気ままにされてもね。

 

で、そのままそのうえに寝ているときがあるので、どかしてタオルを変えて、体をふきます。きれい好きではないので、ワタシはあんまり気にならないけど、潔癖の人はだめかもしれません。

 

トイレトレーニングは長い目で、排せつを止めないで

 

 最近ではうんちをすると、そうじをされるというのがわかってきたのか、うんちしたよって感じの動作をします。進化してます。ゆっくりと。そして、うんちをしたら、褒めます。「エライやん!!ちゃんとうんちして!!って。で、できたら、下のシートでしようね、できたら、でいいから。できるようになるって、賢いからチェルシーは。」ってしつこめに、言い聞かせます。

 

サークルで暮らしていた時は、トイレはトイレシートでけっこうちゃんとしていました。ソファーで暮らす今、ソファーをおりたところに、新聞紙やシートを敷いているので「その上でやろうね」って何回も言い聞かせます。今のところ50/50かな。人が見ているとき、特におしっこはやりにくいようです。

 サークル出入り自由っていう環境で暮らせたら、トイレ覚えるのも早いでしょうね。

 

 

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トイレなんか、どーでもいい、って気持ちが大事かもしれません。散歩にいけるようになったら、家で排せつしなくなるし(小型犬以上の犬は、いう感覚)。おこって萎縮してしまって、トイレを我慢するようになったら、健康を害するかもしれません。“身体から出るものはすべてデトックス”とよくいわれますが、けっこう大事なことですよね。

 

犬は鶏ガラ・鶏骨が大好物、骨は喉にはささらない

なんで、食事には水分を多くいれるようにしています。鶏がらを何匹分か焚いて一匹に一羽/1日、+ガラスープ+野菜+ごはん(玄米+白米)が基本。

同じものだったら飽きるだろうから、鶏がらのかわりに手羽先、手羽なか、もも骨付きなど。犬の食においては『鳥の骨はのどにささるから、やってはいけない』とのことですよね。定説です。でも大丈夫です。犬は「くえねえわ」ってところは残します。ボニーはそうです。チェルシーは、野犬ですもの、心配してませんでした。最初からバリバリと軽快に食べてました。ウエスティのミントンは鶏骨ご飯に移行して2~3回黄色い胃液?をはきましたが、今はバリバリ食べているそうです。がっつき系(ビーグルちゃんとか)や鼻短い系(パグちゃんとか)は、少し気をつけた方がいいのかな。落ち着いて食べる子や慎重な子はまず大丈夫でしょう。人間が食べた後の骨も大好きですよ。犬のおやつ売れなくなるから、鶏骨ダメよって言ってるのかな。

 

おすすめブログ★愛犬問題


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この前購入したコケコッコ村さんの鶏がらはめちゃめちゃ肉厚で、肉がすごいついてる(笑)。人間も好きな人は好きなんじゃないかな。チェルシーもボニーもお気に召したよう。

 

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坂口商店さんのは、何羽ずつかパッケージされていて、冷凍しやすいです。すごくお買い得だし。こっちも肉厚ですよ。

 

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鶏がら、はじめはさわるのも気持ち悪いって感じでビビッてたんですけど。けっこう慣れますね。まず小分けにして冷凍して、50℃洗いで解凍&あく抜きしてから、ニンニクやしょうがや野菜を入れて30分~煮込むという感じです。

ボニーは歯垢がつきやすくて歯が黒くなっていたんですが、かなり白くなりました。大きい骨を噛ますと、奥歯のほうも白くなります。チェルシーは最近食べるのを見ても動じなくなったので、(前は見ないようにしていた)観察していると、結構早食い。すぐ飲み込む。大丈夫かいな、とさらに観察していると、つまったら、ググッと口に戻して噛んでいた 爆笑。すごいね。ワイルド。

 

野犬は甘え方を知らない、知ってるわけがない

チェルシー、甘えるようになった?」と聞かれることも多いです。やっぱり、人間に甘えたことがないから、甘え方がわからないんだと思います。成犬は。

だから、観察、ひたすら観察。野犬はおもしろいですよ。観察し甲斐があります。例えば、じっと見つめてくる時、なにか要求がありそうです。家庭犬ならポンポンと手で催促してきたり、詰め寄ってきたりわかりやすいアクションなんですが。チェルシーがガン見してくるとき、「ごはんまだ?」だったり、「なんかしゃべりかけてこいや」だったり、「なでろや」だったり。ツンデレっぽくて可愛いですよ。とにかくオーバーアクションで褒めると、まんざらでもない表情をします。

 

ワタシが帰ってきて、ソファーの下でおしっこができていた時。。。。あきらかなドヤ顔頂きました💛

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「すごいやん!!チェルシー!!天才!!下でおしっこできたんやん!!さっすが!!」って褒める 爆笑。

 

 

 

チェルシーちゃんはごはんを残しません。僕が残った分を食べてあげようかと思うんですが、何にも残ってないんです。」ボニーのひとりごと

 

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福岡の野犬の子たち、命つながっていますように、、、、、。