おとなしい?チェルシー
うちに来た当初から、おとなしかったチェルシー。保健所でも、威嚇したり、噛んだりしないので、人馴れはしていないけれど、ずっと様子を見ていたといいます。
バリケンやケージに引きこもっていた時も、そうじやお風呂の時に移動させようとすると、すみっこへすみっこへと逃げていました。
ケージの扉をあけていても出てこないので、全面と向かって右面の柵は外して、ちょっと開放的にしてみたり。でも自分からは絶対外には出てこない。
前回も書きましたが、ソファーで暮らしだしてから、自分から動くようになりました。ご飯の時のケージと、クーラーの下、ソファーの三ケ所のみ。
クーラーの下に移動するようになったのは、私の旦那がチェルシーにまとわりつき、「チェルシー♡♡」と奇声をあげるので、我慢しきれずクーラーの下に逃げ出すようになったのです(笑)
このいやそうな顔(笑)
でもチェルシーのすごいところは、毎回少しずつ我慢するようになって、最近では逃げなくなった(笑)
自分を出したチェルシー
そしてびっくりしたのが三回目のシャンプーのとき。7月の終わり。
シャンプー前に爪切りをするのですが、旦那が抱っこしようとすると、
唸って(軽く唸ることは2,3回ありましたが)噛みつくそぶりをみせたのです!!
噛みつきませんでしたが。旦那はビビッて抱っこできない。爪は横たわったままで切らせてくれたので問題なく終了。爪きるの恐くないんだ、とその時は思ってましたが。
そしてワタシが抱っこしてお風呂場へ。チェルシーは唸りましたが、ここは噛まれてもいいといった気合が大事。もちろん、ワタシは噛まれてません(笑)
無事シャンプーは終了。。。
“噛みつこうとする態度”
これは危険なサインだと思いますか?実は私は嬉しかった。感情を解放できたということだから。ここではこんな態度をとっても大丈夫だと思ったんだと受け止めた。野犬は生き延びる確率が高くはない。生き延びている成犬は実は空気を読む才能にたけた、言い換えれば、本能的に何をしたら危ないか、よくわかっている子が多いと思います。
だから保健所では威嚇しなかった、噛まなかったんだと。もちろん、怯えていたということもあると思います。
しかもポーカーフェイスだったチェルシー
そしてチェルシーはポーカーフェイスでもあったんです。音感シャイなところが見受けられないし、掃除機も怖がらない。最近、チェルシーは大丈夫だろうと、ソファーの上を小型掃除機で掃除したら、ダッフンしてました。
もう、平謝り。ごめんね~、実は怖かったのかと。。。。
『おびえるだけのわたしはもう、いない。ここでは、わたしはわたしのしたいようにしてもいいんだって、感じたの。』