迎えに行った保護犬は、なんと野犬だった!!
チェルシーがわが家へやってきたのは2015年5月26日。
鳥取県の保健所へ迎えに行きました。
初めてチェルシーを見た時は、「これホントにこの子ですか?」
Twitterの写真を職員に見せて確認しました。なぜなら、迎えに行く前からチェルシーと名付けていた犬は、痩せていて怯えていて、フサフサの特徴的なしっぽもしぼんでいて、パッと見は同じ犬とは思えなかったから。
でもふとした時の表情が「なんともいえない顔」してる写真(上)と同じだったので、ほっとしたことが印象に残ってます。
職員さんによるとチェルシーは「野犬」だったらしく、これは予想外だったのでかなり驚きました。
(迎えに行った当時の写真は壊れた携帯に入っているのでまた後日)
ひきこもりから、一転ソファーな生活へ
バリケンに入れて、自宅に到着。バリケン開けてもでてこない。でも、ごはんはちゃんと食べる。
(ドッグフード半分と手作りご飯、今は鶏骨の手作りご飯です。)
一週間位たってもバリケンからでてこない(掃除の時は無理やり出す)。
そこでケージに移すことにしました。はじめはタオルを敷いても、なれないのか、タオルをのけていましたが、ある日を境に大変身。
6月の半ば過ぎ、二度目のシャンプー。(こわくてダッフンは当たり前。)そのあと、無理やりソファーに座らせてタオルドライ。そこでチェルシーはソファーの座り心地に目覚めたのです。
ケージ内でのご飯以外はすべてソファー。トイレもソファーですますのかと思いきや、トイレシーツで成功させるというミラクルを巻き起こす(50/50ですが)。
まだ自由に部屋を行ったり来たりはしませんが、リラックスして、思いっきり眠りを楽しんでいます。楽しそうにはしませんが、(笑)褒めると喜んでいるのをどう表現していいかわからない感じがツンデレっぽくて、可愛いです。
当初は外出するのも心配で、弱ってしまって突然死してたらどうしようかという恐怖心があったのですが、ある方のブログを読んで気持ちを強く持てました。(多分愛護団体系の方、探しておきます (笑))
「犬をリスペクトしなさい、その子たちは自らの力で生き抜いてきた強い子たちなのです。そう簡単には死にません。そしてあなたに必要なのは、どっこい私に任せろという包容力なのです。」という内容のことを(表現は全然ちがうかも)読んだから。
野犬の子たちが捕獲されて、里親募集を募っています。どの子もみんな天使すぎる可愛い目をしている。犬達はみんな天使のように可愛いんだけど、野犬の子のまた一味ちがった可愛さは犬好きにはたまらないと思います。
野犬の良さを知ってほしい。野犬の可愛さを知ってほしい。野犬初心者ですが、初心者だからこそ、このブログで野犬の良さを伝えていけたらと思います。
『今が幸せかどうかなんて、わからないわ。私はどう生きていこうかなんて考えたことすらないんだから。』チェルシーのひとりごと